柴犬と暮らそう

やっぱり犬を飼うなら柴犬

ペットショップへ行くと、チワワ、ミニチュアダックスフントなど可愛い犬種がたくさん。最近こういった西洋犬を飼う人が増えましたが、その一方で根強い人気があるのが我らが柴犬です。愛らしくもやんちゃでもある、そんな柴犬の魅力はあらゆる年齢層の方から支持が厚く、近年では"Shiba-Inu"として海外でも人気があると言われています。

柴犬は日本古来から存在し、あまり知られていませんが、山岳地帯で猟犬をして活躍していた犬種です。1936年には、日本の天然記念物に指定されています。その愛くるしい姿のおかげで、現在日本で飼育されている日本犬種のうち、80%を柴犬が占めています(日本犬保存会調べ)。

見た目は、日本犬のなかでもっとも小柄で、切れ長の目、三角形の耳で利口そうな表情をしています。また、もともと山岳地帯で猟犬をしていたこともあり、筋肉質で俊敏性もあるので、脚もスラッとしています。個体差はありますが、平均体重は8~10kg程度です。

性格は良く言えば忠実。悪く言えば頑固で、信頼できる主人にはこれでもかというほど愛嬌をふりまきますが、そうではない他人には心を開かないという部分があります。またそういう部分からなのか、柴犬は昔から番犬としても活躍しています。

オスとメスでも性格が違っていて、オスは活発な子が多く後期心旺盛な傾向にあります。そのため、散歩などこまめに運動をさせないとストレスを感じてしまいます。メスは、オスに比べると穏やかで落ち着いてる子が多く、その反面警戒心や縄張り意識が高いので、番犬にするならメスの方が向いているのかもしれません。

このサイトではそんな柴犬ならではの飼育ノウハウを簡単に記しています。実は犬を飼うと言っても犬種に応じて準備もしつけも違いますし、ご家庭の事情などによっても飼い方は違ってくるかと思います。柴犬の場合は飼い主になつきやすく番犬にもなるわけですが、しっかりリーダーシップを見せなければ成長してから手がつけられなくなってしまいます。そんなことにならないために、しっかり知識を入れて準備しておくことが重要なのです。

まずは良い柴犬の選び方。もちろんすべての柴犬が一緒ではありませんから、あなたにぴったりの一匹を選ぶためにどうしたらよいか、知る必要がありますね。また、迎える為の準備も簡単ではありません。ペット用品は見た目の可愛さだけでなく衛生面や安全性を考慮して選びましょう。そして柴犬を飼う上で最も重要なのがしつけです。暴れん坊に育たないよう、あくまでもきびしくしつけてあげましょう。

柴犬の性格

柴犬は見た目とは違いデリケートな性格です。環境の変化に弱いため、自分の知らないものや出来事があると警戒心をむき出しにしたり、混乱する可能性があります。知らない人に柴犬を触らせる場合は、まずある程度慣らしてからにしましょう。

また、柴犬は過度なスキンシップは嫌がる可能性が高いです。そのことを意識してスキンシップをすると良いでしょう。

ただ、育て方次第では触られるのに慣れていくことがあります。

環境の変化に弱い柴犬は、ルーティーンな行動をしてあげるとストレスがなく生活できるかと思います。いつもと同じタイミングで同じことをしてあげると安心する場合が多いです。

もしも環境を変えたい場合は、いきなり実施することは避け、柴犬に合わせてゆっくりと変えていくことを意識しましょう。

まとめると、柴犬は「過度なスキンシップは嫌がる」・「環境の変化に弱い」可能性が高いです。もしご自宅で柴犬を飼われている場合は、この2点を意識して進めていきましょう。

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